2024年5月24日
5月21日に液体窒素を使ったサブゼミを行いました。
サブゼミとは新入生を対象に交流の場として定期的に開催されるイベントのことです。
液体窒素を使ったミニ実験は例年人気のある企画で、1回生から院生まで様々な学年の学生が参加しています。
今回行った内容としては、液体窒素にジュースを入れてシャーベットを作ったり、マシュマロを凍らせて食べたり、スーパーボールや酸素を冷やして遊んだりしました。
その中でも酸素を冷やす実験は印象的でした。酸素を液体窒素で冷やすと液体酸素ができます。
みなさんは液体の酸素、見たことありますか?
驚くべきことに、液体酸素は青色をしていて磁石につく性質があるんです!
このような不思議な現象を見ることができたのはとても良い経験だったと思います。
また、超伝導体を使った実験やゲームはとても好評でした。超伝導体を冷やして、その上に磁石を置くと浮く様子が観察できます。今回はその磁石で魚釣りゲームをしました。
↑超伝導魚釣りの様子
↑超伝導体です。少し浮いているのが分かると思います。
サブゼミでは学年を超えて多くの方が楽しんでいただけました。
超伝導体の魚釣りゲームは7月27日に開催されるアカデミック教室「ものを冷やす物質を使って低温の世界をのぞいてみよう!」でも行います。対象は小学5年生から中学生ですが、興味のある方はぜひご参加ください!